上映作品
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『国際市場で逢いましょう』 (2014) 公式HP
監督:ユン・ジェギュン
韓国版「Always〜三丁目の夕日〜」と呼ばれ、韓国映画において“国民的名作”と称される作品。朝鮮戦争後の激動の時代を舞台に描かれる、貧しくも家族愛とユーモアあふれるストーリーは、私たちの胸に感動を呼び起こすヒューマンドラマ。
-泣くときは、絶対に一人で泣かないで。いつもそばには、家族がいるから。
時代を越えて、国境を越えて、家族とは何かを考えさせてくれる。
◆3月4日(金)◆ 11:00~13:10
『60万回のトライ』 (2013) 公式HP
監督:朴思柔、朴敦史
高校ラグビーの全国大会、「花園」を目指す若者たち。その中に、大阪朝鮮高級学校の生徒たちがいた。1972年創部で、2009年には全国大会第3位の実績を持つ彼らは、高校授業料無償化からの排除や地方自治体の補助金停止などの現実に直面させられながらも猛練習に励み、聖地に花を咲かせようとしている。しかし、ひたむきに花園を目指すラガーマンには、さらなる苦難が待ち受けていた。
◆3月4日(金)◆ 14:00~16:30 *監督トークショーあり
『こんばんは』 (2003) 公式HP
監督:森 康行
舞台は東京都墨田区にある、区立文花中学校夜間学級。ここには、17歳から92歳まで、8か国80名の生徒が通っている。戦争時代に十分な教育が受けられなかった高齢者、日本語がわからない外国人の子ども、不登校になった日本人の若者など、国籍や年齢、世代を超えた人々が席を並べている。さまざまな人生経験をもった人々がお互いに助け合いながら学ぶ姿には、喜びが溢れている。「生きることは学ぶこと。新たな発見が日々を豊かにしてくれる。」そんなキラキラと輝く生徒の表情に、現代の教育が見失ってしまった何かを見つけることができるだろう。
◆3月5日(土)◆ 11:00~13:10 *ゲストトークショーあり
『バベルの学校』 (2015) 公式HP
監督:ジュリー・ベルトゥチェリ
パリ市内にある中学校。そこには、世界中からやってきた11〜15歳の子どもが通っている。“適応クラス”と呼ばれる教室には、20か国から来た24人の生徒が在籍しており、グローバル社会の縮図と言える。フランスでの新しい生活に馴染もうと日々勉学に励みながら、国籍や民族、文化、言葉、宗教のちがいを乗り越えて友情を育んでいく彼・彼女らの無邪気な姿は、私たちに未来への希望を見せてくれる。
◆3月5日(土)◆ 13:50~16:30 *現役教員によるトークあり
『クロスロード』 (2015) 公式HP
監督:すずきじゅんいち
カメラマン助手になったものの、目標の見えない日々を過ごしていた青年が、自分を変えようと青年海外協力隊に飛び込んだ。派遣先のフィリピンでは、さまざまな苦労が待っていたが、なんとか任務をこなしていく日々。そして、この国の現状に胸を痛めながらも、任期を終え無力感のうちに帰国。それから8年、協力隊での体験は二人をどう変えたのか。震災後の東北での久しぶりの再会に思わぬ答えが待っていた。
◆3月6日(日)◆ 11:00~13:20 *協力隊OGによるトークあり
『サンゴーヨン☆サッカー』 (2015) 公式facebookページ
監督:藤橋誠
映画の舞台となったのは、群馬県邑楽郡大泉町(おうらぐんおおいずみまち)。人口の約15%が外国籍、その多くがブラジル人という日本の“ブラジルタウン”。町内には、国道354号線(通称、さんごーよん)が横断している。地元の日系ブラジル人の子どもたちをはじめ大泉町民をメインキャストに起用し、「ブラジル」「サッカー」「共生」をキーワードとしてつくられた住民参加型の映画。藤橋誠監督が大泉町で制作した、前作「グラス☆ホッパー」のスピンオフ作品。
◆3月6日(日)◆ 14:00~16:30 *プロデューサートークショーあり